アオシマ AE86 レビンTRD N2 ADVANカラー

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フジミのデカールを流用してADVAN仕様で仕上げる

ADVAN TRD N2 ’83

ミニカーではLEVINやTRUENOのN2仕様のADVANカラー25号車を見かけるのだが、実在したかは不明。
フジミのADVAN LEVINのデカールを使ってN2仕様を作る

ただ、技術的にはほぼ素組みで、エアロパーツのわずかな修正と塗分けに時間、手間を要した以外はさほど手をかけていない。

1/24 AOSHIMA NO.62 TRD AE86 LEVIN N2 VER. ’83

 QC NO. 1エアロパーツの手直し

写真と見比べるとフロントのオーバーフェンダーのアーチ形状が若干違うので、後端を削って角を付けた

左:Before、右:After

 QC N0. 2. 塗装(Painting)

フジミの車体に比べアオシマのものはやや大きく、オーバーフェンダーがつくためデカールは使えないのでマスキングして塗分けた。グレーサフの上からピンクサフを吹き、赤はクレオス C79シャインレッド

黒はクレオスC2黒(基本色)

 QC NO. 3 デカール

デカールを貼る前にクリアを吹いて軽く研ぎを入れる。塗分けの部分がマスキングテープでささくれ立っているので段を軽く均してもう一度クリアを吹いた。

デカールは一部オーバーフェンダーにまたがってしまい、マークソフターを使ってもどうにも貼れないものは見捨てて雰囲気で貼れそうなものだけ貼った。
天井の「KEIICHI」は要らなかったのにクリアを拭いてから気づいたのでそのまま目を瞑って進めた。

※トヨタのHPにある「50カローラ」のインタビューで土屋氏はTRD N2には乗っていないことがわかる

 QC NO.4 リベット打ち

オーバーフェンダーのリベットを打ってみる

用意したのは虫ピン 志賀昆虫針NO.2
ステンレス製で固く、ニッパーで切るたびに飛んでマットに刺さる。最初、ボディに通してから針を切ったら、飛んだ針がボディを持つ手の指に刺さって流血したのであらかじめ適当な長さに切ってから差し込んだ。

穴は0.45mmのピンバイス
後から思ったのは針の頭をペーパーで平らにすればさらにリベット感が出てよかったかもしれない。

 QC N0. 5. 仕上げ

内装などはキットの説明通りで組み上げた
フジミのデカールを使ってADVAN カラーにした以外はほぼキット通りなので箸休め的な製作となった。

実車はレースごとに仕様が変わる場合もあるので正解はないが、N2の場合はダッシュボードは外されてアルミパネルに最小限のメーターという車が多いのではないかと思う。また、ドンガラを表現した専用バスタブまで用意されているのにあまりにも潔くドアのインナーパネルが省略されておりちょっと残念。せっかくなら安全タンクなどの付属パーツがあればいいのにと思う。

WEB上では、AE86の品質は「アオシマ>フジミ」が一般説で金型の新しいアオシマ製の方がディテールも良く人気があるため、奥のフジミのレビンはADVANのデカールを流用するだけで当面作るつもりはなく、このTRD N2レビンを作ってフジミのキットはお蔵入りにする予定だったが、世間の不評を解消すべくお遊びで切ったり貼ったり改造するうち、そっちに熱が入ってしまい、先に着手したこのTRD N2レビンはいつしか箸休めになっていたw

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