
モーターライズの名残があり、驚くほど部品数の少ないキットだが、外観のディテールは秀逸。一手間かけて、よりスケール感のある仕上がりを求めてみる。
QC NO.15 ガラスの加工と黒セラの塗装

ボディを詰めたのでガラスも調整が必要
Aピラー部でカットし、現物合わせしながら調整
クレオスC50クリアブルーでハーフシェードを試みる、思ったようにはボカせなかった。

2.0GTはブロンズガラスなのでクレオスGX109クリアブラウンを1:1.5程度に薄めてサっと一吹きした。

リヤとフロントガラスの黒セラは、外側にマスキングテープを貼り、マジックを窓枠に沿わせながら型取り、裏から貼りなおす。曲線対応のニチバンのクリアラインテープで微調整。
クオーターウインドウはテープを裏から貼って透かしながらおよその形をペンで取り、はがしてカット、外からも見え方を確認しながら貼り付ける。


QC NO.16 フロントシート

フロントシートの背もたれの肉抜きを塞ぐのはカープラモの定番作業
0.5tのプラシートを貼り、継ぎ目にパテを埋めて削り出す。
QC NO.17 リヤシートの改修

定員5名だけど、ホイールハウスの出っ張りで大人3人が座るのは絶対無理。
モーターライズの名残でホイールハウス(特に左側)が出すぎ。組上げてしまえばまず見えないのでまま作ればええやん?と言われそうだが、部品点数の少ないキットだけにちょっと手を入れてみる。

左右のホイールハウス部を切り取りプラバンの破片で裏打ち、エポキシパテで造形しなおした。
シャーシ側のホイールハウスを活かすという手もある。
QC NO.18 内張りの切り詰め

ホイールベースの短縮に合わせてBピラーの境目でドア内張を5mmカットして再接着
ダッシュボードが干渉する部分もカット
ダッシュボードは位置関係の正解がわからない。シャーシ側にセンターコンソールと一緒に固定することになっているが、どう見ても幅が広く内張と干渉する。また、内張は車体側に固定するとなっているが、ダボやガイドになる溝などもなくガラスを固定しないと位置が決まらない。仮合わせしながら考えて、ダッシュボードはガラスを固定した後、内張と一緒に車体側に固定することにした。
QC NO.19 シートのサフ入れ

ボディと一緒にグレーのサフェーサーを軽く吹き、タイヤハウス部を調整したリヤシートと一緒にモールドのヒケやプラシートとの境目などをタミヤパテ(白)で調整。
QC NO.20 シート・内張りの塗装

切り替え部にクレオスC44タンを塗る。
キットの仕様は黒系内装だが、知人の愛車は茶系だったので変更。キットには切り替え部の黒いストライプのデカールが付いているが使用しない。
QC NO.21 ドア内張の改変とウインドウレギュレーターの作成

内張りの意匠はセリカXXと同じらしく、形状は実車と全く違う。一度切り替え部の塗装をしたが、気が変わり、改変する。
レギュレーターハンドルの仕様にするためドアノブあたりまでハンドル部を削り落とす。裏からランナーパテで埋める。ランナーパテは塗布直後にクリアファイルで押さえておくと加工しやすい。

ランナーパテは厚付けすると乾燥に時間がかかるので一週間ほど放置、ドアハンドルを削ったがそれでもまだシンナー臭が出ていた。

ランナーパテの「ス」ややすり跡をタミヤパテ(白)で調整
レギュレーターハンドルを作る
0.5tのプラシートを1mm幅で切り出し、タミヤの1Φ丸棒を輪切りにして接着。
初期のコロナHTはサルーン系にPWが装備されていたようだがGT系は設定が無いか、オプションだったと思われる。

レギュレーターハンドルのノブはカッターで切った刃の跡がついているのでハンドルを並べ、定規で鋏んで神ヤスで先端を平らに整えた
ハンドルはツートンカラーの濃い茶色に塗装してから接着する。
QC NO.22 シート切り替え部の模様入れ

キットは座面と背面の生地の切り替え部に、黒内装用のデカールが付属しているが、茶系の内装にするので茶色の油性ペンで線を引いてみた。
若干雑?

シートに縞を描いたマジックの線が濃く、和らげるため、内張の塗り直しとフロアを塗るついでに切り替え部に砂吹きし色を和らげた。
切り替え部はクレオスC44タンを使用
シャーシから内装まで一貫してセリカXXと共通かと思っていたが、シートのデザインは違うようだ。
QC NO.23 内装のツートンカラー塗装

マスキング

くみ上げてしまえば見えなくなるのは百も承知で、ガラスの内側や車体の天井も内装色で塗ることにした。

クオーターウインドウの抜けているところと天井部をマスキングしてC44ウッドブラウンを吹く

内装のツートンは、
クレオスC43ウッドブラウン
クレオスC44タン
を使用
シートベルトのサテンリボン(2mm)は手持ちに茶色が無かったのでグレーのリボンにウッドブラウンを吹き付けた。

クレオスC43ウッドブラウン
クレオスC44タン
QC NO.24 ウインドウレギュレータの接着

ウインドウレギュレーターを塗装後、セメダインハイグレードで接着
ドアノブ部の枠を茶色のマジックでなぞってみたが強烈にイマイチ、逆にイマイチ感を強調してしまった。塗るならウッドブラウンを筆塗りの方がマシ。
QC NO.25 ドアノブを切り出す

レギュレーターハンドルまで作ってしまうと気になるのがドアノブ。。。
試しに0.5tのプラシートから切り出してみる。内側をコの字に切ってからアウトラインを切るのが鉄則、逆に切るとカッターの刃の厚みで細い部分が「必ず」ちぎれる。

とりあえず。。。
ドアノブが、「らしい」形になったので接着して筆塗り。
ドアパカをする際、以前の作品はこれらの部分をキットのままでスルーしていたが、ドア内張作りこみのテスト・習作となった。
QC NO.26 シートベルト関連の作りこみ

フロアトンネル部のフロントシートベルトアンカーの形状はネット上の実車写真を参考にした。
3mm幅に切り出した1.2のプラシートの帯にピンバイスで0.85Φの穴をあけ、0.8Φのアルミ線を差し込み瞬間接着剤で接着。将棋の駒のように根元の角を落として断面にはエッチングのこで溝を入れた。

コロナは、ハードトップでBピラーが無い分、窓際が寂しいので天井からぶら下がっているシートベルトアンカーも作ってみる。
3mm幅に切り出した0.5tのプラシートに0.5Φの真鍮線を「O」の字形に曲げたものを瞬間接着剤で接着

フロントシート用の上下アンカーをクレオスC44ウッドブラウンで筆塗した、上のアンカーの金具の下半分はタミヤのエナメル、クロームシルバーを塗った。写真を撮り忘れているが、後席側の内張りは上部をコの字型に切って1.2tのプラシートで蓋をし、フロント用シートベルトの出口を作ってある(長穴をあけるより楽)。
QC NO.27 ABCペダル

キットにABCペダルは付属しない。
フジミのAE86の余りランナーにABCペダルがなぜか残っていたのでバリだらけに萎えるが形を整え、艶消し黒に塗って接着した。
これも。。。組上げると多分見えないw
QC NO.28 ダッシュボード

メータ内は凸でデジタルメーターの形がモールドされていたが、デカールが付いているのでモールドは削り取ってデカールを貼る。仕上げはUVレジンでコート。


