フジミAE86レビン2ドア前期GT-APEX【10】仕上げ

現在、レビンの2ドア前期モデルはフジミのHP内ではリスト落ちしている。再販されるかは不明。

箱絵の13インチ純正アルミ＋185/70 13かと思いきや、付属はワタナベでちょっと残念。できれば「純」純正で作りたく、アオシマのキットからゴールドの14インチアルミ（当時の純正オプション）を流用することにした。ホイールを盗られたキットについては、TRDのドンガラ内装のランナーパーツを入手してあり、アオシマ版の土屋CARROT TRUENOに仕立てようと思っている。

• 純正形状より大きいリップ
• 分厚いＦバンパー

• 天井の厚み
• ボンネットのプレスが「トレノ」形状
• トランクのプレスが省略されている
• サイドモールが分厚く太い

• リヤガーニッシュとテールランプが後期形状
• トランクの位置が1mm相当高い

• 全体的に角が丸い

これらを改善しながらレビン「前期」を『らしく』仕上げていきたい

ネットオークションで入手したバラ売りのLEVIN前期用ランナーパーツ

赤・オレンジと透明はよく見かけるが、メッキのパーツの出品頻度がやや低い。

フロントグリルは以前製作したアオシマの LEVIN TRD N2の使わなかった残りパーツ
（通常は閉まっており、確か80km/h以上だったかで、真ん中が開いて冷却するようになっていたかと記憶するが、走り屋さんたちはオーバーヒートしないようにスリットタイプのノーマルグリルに替えていた）

ドアを開閉できるようにしたことで塗装順、組み立て順は説明書通りには全く進まない。車体の塗装も終わり、小物も揃ってきたので最終の組み立てに入る。

テールランプはハセガワのミラーフィニッシュを貼ってセメダインハイグレード模型用で接着

フロントのウインカーはアオシマのものを少し長さを詰めた後、ハセガワのミラーフィニッシュを裏から貼ってセメダインハイグレード模型用で接着

ミラーはネットでバラを買ったアオシマのランナーパーツに含まれている前期用ミラーを流用。ただし、鏡面は別パーツのため、0.3tを現物合わせで切り出してハセガワのミラーフィニッシュを貼り（縁は巻き込んである）、セメダインハイグレード模型用で固定

フロントグリル、ライト、一式はアオシマの流用、寸法ミスでやや「出目金」になってしまった。

特にステーなども用意しなかったのでボンネットとバンパーの間に宙づりになるため、マスキングテープで位置決めし内側からタミヤ瞬間接着剤イージーサンディングで固定した。

ボンネットのウォッシャーノズルと鍵穴は虫ピンを使う。志賀昆虫針NO.4、念のためタミヤメタルプライマーを塗り、XF-1艶消し黒を塗ってボンネットに差し込む。接着はセメダイン模型用ハイグレードを使用。

リヤガーニッシュをセメダインハイグレード模型用で接着し、固定出来たら志賀昆虫針NO.4の頭をペーパーで平らにして差し込み鍵穴にする。

バンパーの裾の成型歪みを見落としたのと、左右の牽引フック部分が省略されているのがちょっと残念。

ドアノブ

0.5tにプラカッターで切り込みを入れ、切り出す。塗装は使い残りのクレオスの黒サフのスプレーを使った。リアのガーニッシュと同様ドアの鍵穴にも志賀昆虫針NO.4の頭を平らにしたものを使った。ちなみに昆虫針NO.4の下穴は0.6のピンバイス。

左右シートベルトを瞬間接着剤で固定

内装を整える
リヤのシートベルトは「らしく」接着。
AE86はまだ、真ん中の5人目のシートベルトは装備が義務付けられていなかったように記憶する。アオシマのランナーから流用したシフト、サイドブレーキ、ペダルを接着。迷ったがマットは貼らなかった。

ワイパーもアオシマのランナーから流用
ただし、アオシマのものはボンネットとフロントウインドウの間に、コンシールドの形状がきっちり表現されているが、フジミのものは構造が甘いので根元は切って使用した。接着はセメダインハイグレード模型用