フジミ K11ニッサンマーチ G#改 カブリオレ

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旧作

旧作のマーチカブリオレ

作ったのは30年位前、K11 MARCH A#(1995)を所有していたころ、フジミの1/24 K11マーチは多数のバリエーションがあり、左HのMICRA(輸出仕様)、トミーカイラ仕様、NISMO仕様など、何台か組んだが、改造したこのカブリオレだけ、唯一ケースに入れて残してあった。東京モーターショーVol.31(1995)で発表され、雑誌記事を元にフジミのマーチG#を使って改造した。ショーの2年後1997年8月に量産車がリリース、中期型としてMCを受けたモデルで3,000台ほどが販売されたが、プロトタイプは前期型のうち、5型と呼ばれるものがベースとなっている。実車販売前に雑誌の切り抜きだけを元にを目を凝らすようにしてディテールを確認し各部は想像して作ったので実車通りとはならなかった部分もあるが、のちに量産車を見る機会があり、まあまあ近しい形になっている。

捨てきれず保管してある当時のスクラップ
Car and Driverや月間自家用車からだと記憶

’80-’90sはユーノス・ロードスター、リーザスパイダー、サイノスコンバーチブル、スズキカプチーノ、ホンダビート、セリカコンバーチブルなどたくさんのオープンカーがリリースされており発売に踏み切ったと思われる。マーチはこの次の3代目のモデル(K12)でも英国生産のマイクラCCをリリースしている。

当時は自分の作業部屋もなければ大した道具もなく、切断はタミヤのカッターのこ、プラバンとタミヤパテ(ベーシック)を使い何種かの耐水ペーパーで造作、塗色はグレーサフにタミヤスプレーのTS7レーシングホワイト、TS65パールクリアーでコートしている。内装はカラフルなシートのカラーリングをする術もなく、TS29セミグロスブラック一色。プロトカーのホイールは中期以降のカタログオプションの意匠かと記憶するが、キット付属の前期用カタログオプションの13インチのものをボディ同色に塗ってある。

経年によりデカールが劣化

販売された時のカタログも捨てきれず保管

フジミのマーチについては金型が後期型に改修されて2000年頃に前期型は絶版となったが、2024年末にNISMO仕様の前期型がボディの新金型を起こして再販された。

量産型のカブリオレを作るなら、後期型をドナーにすると良いかもしれない。
(屋根を切る以外に、カブリオレはドアガラスがハードトップ型で三角窓があり、ドアミラーの取り付け位置と形状が違うのでミラーのスクラッチが必要だが改造のポイントとなる)

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